腹が、減った。

孤独のグルメの大ファンである私は、テレビドラマはもちろん原作漫画も読みます。

再読再読再読再々々々です。音楽を聴くように読めます。歌を唄うように読めます。

一人で外食をするとき、まさか孤独のグルメごっこなどはしませんが、やはりあの作品に出会ってからというもの、食事の時間が何かこう愛おしいものとなっています。

というのも、食事に興味がなかった。

栄養補給の時間としか認識がなく、酒のつまみにはちょっとうるさいかなくらいなもんで。

今やっているドラマ版のいつだかの放送でこんなセリフがあった。


「わぁ!すごい!食べるって、生きるってことだもんねぇ〜!」


と、嬉々としたその店の主が、主人公の井の頭五郎さんからお茶碗を受け取り、お代わりをよそう。なんともヘンテコな店主であったけれども、すごく良くって。


最近、私は腹が減る。どうもよく減るのです。

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