猫目vs.たれ目

私の惨敗である。

だって、目を合わせてくれないんだもの。紛れもない負け。


さて、人間同士でもこういったことはよくあるわけで。

目は合っても、コミュニケーションが一方通行で、議題の是非云々ではなく、会話がそも成立しないということがある。あまりないけれど、稀にある。私は先日それに当たっていることに気がついた。久しぶりのそれだった。稀といったが、私にとって、それは2人目だった。

事故と認識するほかない。

もちろん、先方ばかりを責め立てるつもりはない。

交通事故に例えていうならば、私がその相手にっとって不都合な所をズンズン歩いていたのかもしれない。先方の立場になってみれば、お前がそこにいるからだと。いや、………納得はいかないが。

1人目も、今回の2人目も寸分違わずおなじような人物である。

私は医者ではないから、それかも、あれかも、そうだろうとの表現に限定されるのだけれど、それに当たると本当に参る。そういう保険があったら入りたいくらい。備えたいよ。とんでもない災いだもの。

自分にも至らぬとこがあったかもしれない、相手をもっと理解しようとするような努力が……かもしれなかったと、思ったところで綺麗さっぱり生きてゆこう。

「自分は絶対間違っていない」など、恐ろしいね。

自戒の意味も込めて、孔子の言葉を記しておこうか。

『君子、危うきに近寄らず』

これに尽きる。

近づけば、目尻が釣り上がってしまうので。

それでは個性死んじゃうので。

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