相撲取りがギター弾いたって云々
私は自分のことを時代遅れだと認識している。そして、それはあんまり格好の良いものではないとも思っている。
わざわざ自分の価値を下げる宣伝をしているような気もするが、事実はどうあれ自分の感想だ。好きに書く。
流行っていることは知っていても、流行っていることがあまりできない。だから、単なる情報。それがあるだけ。面白いと感じないことは考えないから、流行の多くに対し知識は皆無に等しい。面白くないのだから考えようとしてみても時間の無駄。他人様にお任せする。
知らないものは知らないと云う。
できないものはできないと云う。
教えてくださいと、気が向いたら云う。
いや、対価をお支払いするのでやってもらう。
ラーメンには煮卵をトッピングする。
私ができることをやる。
坂口安吾のある小説にこんなのがあった。
「相撲取りがギター弾いたって仕方ないじゃない」
みたいな感じの一文が(好きなくせに曖昧っ)。
力士が仕事をサボって口説きたい女の所に会いに来てあれやこれやとアピールするのだが。
うん、強烈なセリフだ。好きな女にいわれるというのがいい。強烈に素敵な女性だ。
あの人にもあの人にもこの話を伝えたい。だなんて、私のこういう所が時代遅れなのだろうね。ビジネス書や自己啓発本を読み最新の術を知りwebマーケティングを実践されていらっしゃる方からすれば、私など環境の変化に対応できず死んでゆく生物といったところか。まったくもって構いませんね。
土俵から落とされそうになっても、ものまねの一個や二個を披露したら、たれ目さらして諸行無常さ。
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